「appendicitis」は、私たちが普段「盲腸炎」として知っている病気の英語名ですが、この単語の背後には興味深い語源が隠れています。

• appendicitis の append-: 由来はラテン語の appendere、意味は「つけ加える、添付する」
• appendicitis の -itis : これは、多くの病名に見られる接尾辞で、主に「炎症」を意味します。

この単語を紐解くと、"添付されている部位の炎症"という意味になります。実際に、盲腸は大腸の最初の部分に"添付された"細長い組織で、その炎症が「appendicitis」すなわち「盲腸炎」と呼ばれるわけです。

この「append-」という語根を共有する英単語としては、appendix（「付録」や「盲腸」）や append（「添付する」）が挙げられます。特に、appendixは日本でも学術書や研究論文の「付録」として使われることが多いので、この単語と関連付けて「appendicitis」の意味を覚えるのが効果的です。

この文では、「appendicitis」が「盲腸炎」として、そして「appendix」が「盲腸」として、両方とも使われています。また、多くの人々は「appendicitis」の症状として、下腹部の鈍痛を経験します。

このように、「appendicitis」は特定の部位の炎症を指す単語ですが、語源を理解することで、関連する単語や意味のニュアンスを深く理解することができます。