「solidus」という単語は、「金貨」の意味で14世紀後半に使用されていたとされます。スペルからもわかるように、「固体の」や「厚みのある」などの意味を持つ英語の形容詞 solid に関連しています。これは、金貨は「固い金属」や「厚みのある金属」でできていたことからこの名前がつけられたと考えられます。

日本語の和訳では、「solidus」は「金貨」とされること多いです。一方、solid は、日常的には「固体の」や「しっかりとした」といった意味で使われることが多いでしょう。

また、solidus はスラッシュの意味もありますが、これは、英語の価格でシリングとペンスを区切る斜めのスラッシュをsolidusと呼んだことに端を発しています。こちらもお金関係の用語からというわけです。

このように、日常の中で使われる「solid」という形容詞と、特定の歴史的な背景を持つ「solidus」という名詞の違いや関連性を理解することで、英語の単語の背後にあるストーリーや意味の深さを感じることができるでしょう。